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2022.02.28 外部記事

明日につなぐ地域医療~本県から探る在り方 第3部 連携実施の先駆け(4)  日本海ヘルスケアネット(上)

明日につなぐ地域医療~本県から探る在り方 第3部 連携実施の先駆け(4)  日本海ヘルスケアネット(上)

日本海総合病院が中核となり、連携の先進例に次々と挑む地域医療連携推進法人「日本海ヘルスケアネット」は2018年11月、全国初の地域フォーミュラリを導入した。フォーミュラリは直訳すると処方集。同法人の中でも、目玉となる取り組みの一つと言える。

フォーミュラリは有効性や安全性、経済性を総合的に評価し、作成した医薬品の使用指針のこと。医療機関や地域単位で作成することで医療費の削減効果を狙う。「最新の研究に基づき、効果もある先発医薬品(新薬)に頼るだけでなく、経済的に優れる後発医薬品(ジェネリック)でも十分な効果が得られるケースは多い」と酒田地区薬剤師会の佐藤義朗会長(61)。単純にジェネリックを使うということではない。地域で疾患や症状ごとに最適な医薬品は何かを考え、リストにして推奨するという。

 

「山形新聞2022年2月3日 」

 

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