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2023.02.27 薬局での活用

日本調剤薬局店舗への展開 ~コラム Vol.2~

日本調剤薬局店舗への展開 ~コラム Vol.2~

筆者プロフィール紹介

私は、ある企業で数年MRをした後、日本調剤に入社し、薬局数店舗で勤務後、FINDAT事業部への公募にチャレンジし現在に至ります。MR時代にある有名な事件を経験し、臨床試験を読み解く大切さを痛感したこともあり、普段は営業ではなくコンテンツを作成している所謂「中の人」です。

最近、仕事以外では初のクワガタ標本づくりにチャレンジ中です。

FINDATには、フォーミュラリー以外にも複数のコンテンツがあります。これらで、患者さんに起きている課題の解決、医師からの問い合わせ、そして皆さんの情報収集の手助けになりたい、ひいては「誰もが一番に相談したくなる薬剤師」であるための薬局薬剤師のDIツールの一つになってほしいと考えています。

FINDATでお薦めの機能tipsコーナー

今回は、FINDATに掲載しているガイドラインの見方についてご紹介します。

普段の業務の中で、「この薬(治療)のこと、ガイドラインにはどう書いてあるんだろう」と思うことはありませんか?私も現場の時はGoogleで「〇〇ガイドライン」で検索して、それっぽいものを探していました。ただ、コンテンツを作っていると、同じ薬でも本当にいろんなガイドラインに記載があったりして驚いています。

薬効群比較レビューや評価書には、関連するガイドラインをずらっと羅列したリンク集があります。大体メインの適応症に関するガイドラインはピックアップしています。新医薬品評価書・適応症追加医薬品評価書では、海外のガイドラインを日本語訳で読めます。

 

 

【薬効群比較レビュー】
MR拮抗薬 ver.3(2022年9月22日作成)

  
  
【新医薬品評価書】
レイボー®錠(2022年7月15日作成)

 

 

ただ、いろいろな理由で国内のガイドラインの中身の記載はないか、ごく一部のみ掲載です・・・。関連する記載がある部分の項目名を載せていますので、本文を見たいときは、リンク先からガイドラインをダウンロードして、該当項目をご覧ください。

最近では書籍だけでなく、無料でガイドラインのPDFが閲覧できることも増え、便利になりました。それでも学会のHPからは閲覧できないものがあり、書籍購入か・・・となることもありますが、購入の前にMindsのHPを見てみてください(Mindsガイドラインライブラリ:https://minds.jcqhc.or.jp/)。たまに、学会では見れないけど、Mindsでは見れる、なんてこともあります。

 

いろんな情報源を活用して、疑問を解決していきましょう!