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2021.07.28 外部記事

地域連携とタスクシフト軸に要望編成日病薬、次期診療報酬改定【PNB:2021年6月21日】

地域連携とタスクシフト軸に要望編成日病薬、次期診療報酬改定【PNB:2021年6月21日】

日本病院薬剤師会は19日の通常総会で、2022年度の診療報酬改定に向けた要望書の概要を明らかにした。地域包括ケアシステムの中での薬局との連携と、医師の働き方改革に対応したタスクシフトの二つの軸で構成。「より良い医療環境の構築のために必要と考える事項を取りまとめた」としている。

 

重点要望7項目のうち、薬薬連携に関しては、▽薬剤管理指導料や退院時薬剤情報管理指導料、退院時薬剤情報連携加算の算定対象の拡大▽薬剤師の入退院支援業務への評価▽保険薬局との連携への評価―など。薬局からの情報を病院薬剤師が一元管理して処方提案したり、薬局からの疑義照会などにプロトコルで対応したりする場合の評価を求めている。医師からのタスクシフトでは、病棟薬剤業務実施加算の算定対象の拡大や、外来業務への評価を要望している。重点要望とは別に一般要望も9項目に整理。この中で、院内でのフォーミュラリー策定・運用体制や、精神科医療の中で訪問した患者宅での服薬指導などへの評価を挙げている。また、無菌製剤処理料の施設基準について、病院だけでなく診療所でも算定できるよう要件緩和を訴えている。

 

この日の総会では、「地域と病院とをつなぐ薬剤師の入退院支援業務事例集」を今月公表したという報告もあった。地域ニーズに応じた入退院支援に取り組む36施設について、導入の契機やプロセス、業務内容などをまとめているという。

 

PHARMACY NEWSBREAK 2021年6月21日掲載
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